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【LHTRPG】性能で見る、人物タグ(ガイディングクリード)


前提・注意

TRPGにおいてキャラクターを作る際、何をどれだけ重視するかはPLに委ねられるべきです。 本記事では、本来キャラクターの信念や行動の指針を表す「人物タグ」を、データの側面から分析しています。 本記事の内容を元に、他の人のガイディングクリードに注文を付けることの無いよう注意してください。

ガイディングクリードとは

パーソナルファクターのひとつ。冒険者として様々な冒険へ挑む理由、自分への誓いや思い、人々との絆などを表わし、プレイヤーキャラクターに物語の主人公としてふさわしい行動の指針を付与するためのルール。「クリード名」と「信念」、そして「人物タグ」の3つの項目の組み合わせからなり、「信念表」によって決定される。

つまり、ガイディングクリードはキャラクターの行動の指針を決める、フレーバー的な側面の強いパーソナルファクターだ。 しかし、一つだけ明確にデータ的な影響を及ぼす部分がある。「人物タグ」だ。 人物タグは、PCが扱えるデータの中でも参照しているものがある。 それを紹介しながら、データ的な側面でのガイディングクリードを見ていこう。

人物タグを参照するもの

現在のところ、人物タグを参照するのは、「サブ職業限定の特技」「万色のケープ」である。 人物タグには以下の8種が公式に用意されていて、それぞれ対応した特技も併記する。 ガイディングクリードで「任意」を選択した場合、人物タグも任意に決められるが、公式にデータが用意されているわけではないので本記事では割愛する。

  1. 一般人 対応特技:なし 

  2. 職人 対応特技:《インビュー》《ウッドクラフト》《ファーマシスト》《ミスクメイカー》

  3. 商人 対応特技:《アームズスミス》《クッキング》《クロースメイク》

  4. 武人 対応特技:《アーマーフォージ》

  5. 為政者 対応特技:なし

  6. 知識人 対応特技:《シジレーション》《スクライブスクロール》

  7. 自由人 対応特技:《ディスペンスポイズン》《マテリアルギャザラー》

  8. 芸術家 対応特技:《ジュエラー》「万色のケープ」

万色のケープを除き、これらの特技はすべて、〔コネ:〇〇〕として参照されるため、人物タグを取得した本人ではなく、そのキャラクターをコネクションに持っているキャラクターに対しての影響である。 加えて、それらの条件にはサブ職業も含まれる。つまり、さほど大きな影響ではない。 性能目的に選ぶほどの差ではないため、好きなのを選ぶのが良いと思う。強さを求めるならコネクションはたくさん取っているだろうし。 万色のケープの場合、交渉判定+2という無視できない効果であるため、これを使うのなら芸術家にしたいところ。ただ、人物タグはキャラクターの根幹を成す要素であり、性能のためにそこを歪めるかどうかはよく考えたい。

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